Windows XP Service Pack 2へのサポート

Windows XP Service Packには、 Windows ファイアウォールという名の、インターネット接続ファイアウォールの最新版が同梱されています。 Windows ファイアウォールは、Agilent MSD Security ChemStationの機能との競合の原因となることが知られています。これらの競合を解決するために、Agilent MSD Security ChemStation の機能を完全に使用できる分かりやすい手順を作成しました。

Agilent MSD Security ChemStationFollowとともに使用するためにWindows ファイアウォールで Windows XP Service Pack 2を設定する場合には、以下の手順に従ってください。

1. Agilent MSD Security ChemStationソフトウェアをインストールします。
2. 起動後、Windows ファイアウォールを設定します。
3. Agilent MSD Security ChemStationを設定します。

Agilent MSD Security ChemStationでWindows ファイアウォールを使用するには

Windows ファイアウォールは、Windows XP Service Pack 2にインストールされているもので、インストールが完了すると自動的に起動します。ファイアウォールの設定を編集するには、Administrator権限でログオンする必要があります。

Agilent MSD Security ChemStationアプリケーションを手動で例外リストに追加するには、以下の手順に従ってください。

1. Windowsのファイアォールの設定にアクセスするには、[スタート] メニューから、[コントロールパネル] の [セキュリティー センター] アプレットを選択します。
   
   
   
   
   
2. Windows ファイアウォールの設定用ダイアログを表示するには、[Windows ファイアウォール] アイコンを選択します。[例外を許可しない] チェックボックスがオフになっていることを確認してください。
   
   
   
   
   
3. Agilent MSD Security ChemStationを適切に動作させるには、Windows ファイアウォールによって、いくつかのコンポーネントを「非ブロック モード」にすることが必要です。Agilent MSD Security ChemStationコンポーネントを例外リストに追加するには、[例外] タブを選択します。
   
   
   
   
4. [Windows ファイアウォールによるプログラムのブロック時に通知を表示する] チェックボックスをオンにすると、Windows ファイアウォールがプログラムをブロックするたびに、 [Windowsセキュリティの重要な警告] ウィンドウが表示されます。
5. プログラムの追加 を選択して、Agilent MSD Security ChemStationのインストールディレクトリを参照します。デフォルトのロケーションは、C:\MSDChemになっています。
   
   
   
   
   
6. msconfig.exe を選択し、[OK] をクリックします。
7. msinsctl.exe、scq.exe,、httpdmsd.exe について、手順5と手順6を繰り返します。

これで、Windows ファイアウォールは、MSD Security ChemStationの操作ができるように設定されました。

上記の手順を完了してから、Agilent MSD Security ChemStationを起動します。

その後、[Windows セキュリティの重要な警告] 画面が表示された場合は、以下の手順に従ってください。

1. 必ず、ウィルスチェックソフトのブロックを解除してください。
   
   
   
   
   
2. [ブロックを解除する] をクリックします。
3. プログラムが起動し、適切に動作するようになるまで、このプロセスを繰り返します。